残暑が厳しい今年の秋。
朝晩は涼しさを感じるものの、昼間はまだまだ暑さが厳しいですね。
涼しい時期を待ちわびてはいるものの、洗濯物が多いわが家では、外干しが出来るので大助かりなのも事実。
ですが!まだまだ今年は要注意です。
くさい匂いを発生させるカメムシが全国的に大量発生しているのです。
5月頃からカメムシの大量発生がニュースになっていましたが、10月になった今もまだまだ大量発生中です!
洗濯物や、網戸についているのを発見して「まだいるのか…」とウンザリの方も多いと思います。
そこで今回は、
・カメムシの大量発生はいつまで?何月まで?
・カメムシの大量発生が多い県や地域はどこ?
こちらを調査していきます。
カメムシで悩んでいる方の少しでもお役に立てれば幸いです。
カメムシの大量発生2024いつまで,何月?
寒くなる12月ぐらいまではカメムシは活動しそうです。
その理由は、
カメムシは真冬以外は1年中見られますが、2024年は暖冬だったため、越冬したのが原因とも言われています。
普段は低温なら冬眠状態になるカメムシですが、活動を続けたため今回の大量発生につながったと考えられています。
普段大量発生するのは、秋とされています。
特に9月から11月は越冬するため、エサを求めて天気の良い日に集団で移動します。
この時に、洗濯物に付着して、家屋に侵入しそのまま春まで居続けることもあります。
暖かい家の中に入ってくるのはこの時ですね
今年は春先に大量発生の予報が出ていますので、秋の越冬時期を考えると2回も大量に発生することに。
産卵時期の6月から9月にはまた発生しますので、寒くなるまで大量発生は続くと考えられます。
カメムシの大量発生が多い県や地域はどこ?
果物に被害を及ぼす「果樹カメムシ」が関西を中心に大量発生しており、各県が注意を呼び掛けている。一般にカメムシの発生は隔年周期で、今年は発生の多い「表年」。今後、越冬したカメムシの活動の活発化が懸念されるという。
産経新聞
発表によると、府中果樹研究所(坂出市)で、害虫をおびき寄せる「予察灯」に集まる数を調査。4月21~25日に主要4種類が計254匹と平年の94倍で、うちツヤアオカメムシは282倍だった。暖冬の影響で越冬したとみられるという。
読売新聞
関西だけではなく、香川県では平年の94倍という驚きの数字が発表されました。
下記はカメムシ注意報が発令された県になります。
発令日 | 都道府県 |
2024.4.4 | 静岡県 |
2024.4.3 | 神奈川県 |
2024.3.29 | 島根県 |
2024.3.29 | 愛媛県 |
上記の県だけではなく、向こう一ヶ月で果樹カメムシ類の発生は東北、北関東、北陸、東海、中国、九州の一部で多くなると予想されています。
ほぼ全国的に大量発生ですね…。
わたしは京都市内に住んでいますが、毎朝、窓やドアには必ずカメムシがいます。
10月に入り、山形県内では普段見ない緑色のカメムシが大量に発生しているとのことです。
このカメムシは、主に関東から西に生息するカメムシで、台風や前線にのって飛来した可能性があるそうです。
また、カメムシは春から秋にかけて畑や森林で、たまごから幼虫になります。
これらが成虫になり、越冬するために家の中や、暖かい場所に入ってきます。
運良く?越冬したカメムシは、また春先にも活動し、見かけることになります。
まとめ
カメムシの大量発生は寒くなるまで続くと考えられます。
全国的にも大量発生しているもようですので、洗濯物の取り込みなどには十分注意したいものです。
刺激すると、あの独特の臭いを出しますので、ペットボトルや牛乳パックで作った捕獲用スコップで、さわらず捕獲してくださいね。
もし、手についた場合は、クレンジングオイルや、アルコールを馴染ませた後、ハンドドープで洗ってみてください。
臭いが薄くなりますよ!(わたし個人の意見です。一度お試しください^^)
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。