76歳にして万博皆勤賞を達成し続けている女性がいるのをご存じですか?
その名は山田外美代さん。
通称「万博おばあちゃん」と呼ばれる彼女は、2005年の愛知万博以来、国内外の万博に皆勤で通い続けているすごい人物なんです。
今回の記事では、そんな山田外美代さんが「どんな人なのか?」「なぜ万博に通い続けられるのか?」「本当にお金持ちなのか?」といった気になる疑問を調査していきます。
万博おばあちゃん(山田外美代)は何者?
万博で「皆勤賞」を達成したことで注目されている山田外美代さん。
「万博おばあちゃん」とも呼ばれ、毎回情熱的に万博へ通うその姿が話題を集めています。
ここではまず、山田外美代さんのプロフィールや、なぜここまで万博に情熱を注ぎ続けているのかを紹介していきますね。
山田外美代のプロフィール
山田外美代さんのプロフィールは以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 山田外美代(やまだ とみよ) |
年齢 | 76歳(2025年現在) |
出身地 | 石川県(5歳から愛知県瀬戸市育ち) |
現住所 | 大阪市住之江区(2025年万博のために移住) |
通称 | 万博おばあちゃん |
職業 | 無職(年金と貯金で生活) |
家族 | 夫・息子(息子は教員で長期休職中) |
趣味・特技 | 万博参加、国際交流、写真撮影、バッジ配布 |
山田外美代さんは、2005年の「愛・地球博」での全日程皆勤を皮切りに、上海、麗水、ミラノ、アスタナ、ドバイなど世界中の万博を精力的に巡ってきたことで、「万博おばあちゃん」の異名が定着しました。

彼女は現在無職で、年金や過去の貯金をやりくりしながら万博通いを続けています。
次は、どうして「万博おばあちゃん」と呼ばれるようになったのかを紹介します。
「万博おばあちゃん」と呼ばれる理由は?
この博覧会で、なんと185日間、全日程を皆勤という偉業を達成。
初めは数日だけ通う予定だったそうですが、万博の面白さにすっかりハマってしまい、毎日通ううちにその姿がメディアにも取り上げられ、一躍有名人となりました。
以降も、
- 2010年:上海万博(中国)
- 2012年:麗水国際博覧会(韓国)
- 2015年:ミラノ万博(イタリア)
- 2017年:アスタナ万博(カザフスタン)
- 2020年:ドバイ万博(UAE)
など、世界中の万博に足を運び続けています。
現地のスタッフや来場者とも積極的に交流し、その優しい人柄や情熱的な姿勢が評判となり、「万博おばあちゃん」=山田外美代さんの愛称がすっかり定着したんです。
ドバイ万博では日本館の前に並ぶ来場者に自作の缶バッジを配ったり、中国・上海では「世博奶奶(万博グランマ)」と呼ばれたりと、国を越えてファンも多い存在に。



ただのおばあちゃんじゃない、国際交流のシンボルとも言える存在になっているんですね。
次は、「山田外美代さんってお金持ちなの?」という気になる疑問について見ていきます。
万博おばあちゃんはお金持ち?
「毎日万博に通うなんて、お金持ちなんじゃないの?」
そう思った人も多いのではないでしょうか?
でも実は、山田外美代さんは特別お金持ちというわけではなさそうです。
ここでは、山田外美代さんの仕事・収入面や、万博にかかる費用を詳しく見ていきます!
仕事はしてる?年収は?
年金と貯金を活用して生活しており、特別なスポンサーや収入源があるわけではないことが分かっています。
一部では「お金持ちなのでは?」と噂されることもありますが、実際には若いころからコツコツと貯めたお金と、堅実な節約生活によって万博通いを実現しているんです。
たとえば…
- 大阪市住之江区に家を借り、交通費を削減
- 自炊中心の生活で外食は控えめ
- 毎日使うアイテム(缶バッジやグッズ)は自作
- 家族も一緒に通期パスを活用し費用分担
特別な収入があるわけではなく、節約&計画生で夢を叶えているタイプのようです。



だからこそ、多くの人の共感を呼んでいるんですね。
次のパートでは、万博通いに実際どれくらいの費用がかかっているのか、表にしてわかりやすくまとめていきます!
万博にかかる費用は?
山田外美代さんが万博に通い続けるためには、かなりの費用がかかっているのも事実です。
では具体的に、どんな費用がどれくらいかかっているのでしょうか?
以下の表で整理してみました。
費用項目 | 内容 | 金額(推定) |
---|---|---|
通期パス代 | 家族3人分のパス | 約80万円 |
引っ越し費用 | 愛知→大阪市住之江区 | 約30万円 |
家賃・光熱費(半年) | 万博期間中の賃貸+生活費 | 約120万円 |
交通費 | 会場までの地下鉄利用 | 約10万円 |
食費・日用品 | 自炊中心 | 約30万円 |
グッズ制作費 | 缶バッジ約500個分など | 約20万円 |
その他雑費 | 医療費、通信費など | 約10万円 |
合計 | – | 約300万円程度 |
このように、半年でおよそ300万円という、かなりの自己投資をしています。
ただし、贅沢にお金を使っているわけではなく、計画と節約のもとに支出されているのがポイントなんです。
また、手作りの缶バッジなどで人との交流を深めたり、公共交通機関を活用するなど、費用を抑えつつ最大限に楽しむ工夫もされています。



つまり、山田外美代さんの皆勤記録は、お金があるからではなく、工夫の積み重ねで成り立っているんですね。
次は、そんな山田外美代さんがこれまでに参加してきた万博の歴史を紹介します!
万博おばあちゃんの参加歴まとめ
山田外美代さんが「万博おばあちゃん」と呼ばれる理由は、その情熱だけでなく、これまでの実績のスゴさにあります。
国内外の万博を何度も皆勤し、時には現地で注目の的に。
ここでは、これまでの参加歴と、直近の大阪・関西万博でのエピソードを紹介します。
山田外美代さんが参加してきた主な万博の記録はこちら。
年 | 開催地 | 内容 | 特記事項 |
---|---|---|---|
2005年 | 愛知(愛・地球博) | 185日皆勤 | 初めての皆勤記録、全国的に話題に |
2010年 | 上海(中国) | 184日参加 | 「世博奶奶(万博グランマ)」と現地で称賛 |
2012年 | 麗水(韓国) | 93日皆勤 | 環境テーマ万博で招待されるほどに |
2015年 | ミラノ(イタリア) | 毎日通う | 食文化の展示に感動 |
2017年 | アスタナ(カザフスタン) | 精力的に参加 | 「未来のエネルギー」をテーマに学ぶ |
2020年 | ドバイ(UAE) | パンデミック下で参加 | コロナ禍でも参加、交流に尽力 |
いずれの会場でも、単なる来場者ではなく、現地のスタッフと交流を深めたり、文化を学びに行くというスタンスで行動されてきたのが特徴的です。
大阪・関西万博でも皆勤!
そして、2025年の大阪・関西万博でも、山田外美代さんは8回以上の参加を達成し皆勤賞を獲得!
特に閉幕となった2025年10月13日には、大好きな「三菱未来館」を最初に訪問。
その後、「次は横浜(2027年 国際園芸博)」にも行きます」と笑顔で宣言されていたそうです。
また、三菱未来館に使用されていた木材が、その横浜イベントで再利用されると聞いて、「つながりを感じる」と感動していたエピソードも心に残りますね。
76歳にしてなお、次なる挑戦にワクワクしている姿は、本当に尊敬の一言です。
よくある質問まとめ(Q&A)
Q: 山田外美代さんはどんな人?なぜ万博に通い続けているの?
A: 山田外美代さんは76歳の女性で、「万博おばあちゃん」として知られています。2005年の愛・地球博から毎回の万博に情熱を注ぎ続け、皆勤賞を達成しています。万博を通して世界とつながることに生きがいを感じているそうです。
Q: 山田外美代さんは本当にお金持ちなの?どうやって費用をまかなってる?
A: お金持ちというわけではありません。現在は無職で、年金と貯金を計画的に使いながら生活しています。通期パスや自炊、引っ越しなどを活用し、徹底した節約と工夫で万博通いを実現しています。
Q: 家族はどんなサポートをしているの?
A: 特に息子さんの協力が大きく、教員を長期休職して万博の期間中は全面的にサポート。体調管理や移動の補助、スケジュール管理など、まるで専属マネージャーのような存在です。
Q: 万博に行くために実際どれくらいお金がかかってるの?
A: 半年間でおよそ300万円ほどかかっていると見られます。通期パスや賃貸住宅、交通費、食費、バッジ制作費などを含めた金額で、かなりの自己投資ですが、計画的に運用されています。
Q: 今後の予定はあるの?
A: 2027年横浜・国際園芸博覧会への参加も表明しています。情熱はまだまだ尽きません!
まとめ
今回の記事では万博おばあちゃんと言われる、山田外美代さんについて調査しました。
まとめると、
- 山田外美代さんは76歳の女性で、「万博おばあちゃん」として全国的に話題
- 2005年の愛・地球博から始まり、国内外の万博で皆勤を継続中
- 現在は無職で、年金と貯金をやりくりしながら徹底した節約生活を送っている
- 息子さんが長期休職してフルサポートするなど、家族の協力体制もすごい
- 費用は半年で約300万円前後。引っ越しや通期パスの活用で毎日通う
- 2025年大阪・関西万博のでも皆勤達成!次は2027年横浜を目指す
好きなことに真っすぐ向き合う姿勢や、家族と一緒に夢を叶える姿は、とても勇気をもらえますよね。